共通教育で学ぶこと

なにを目指すの?

スポーツサイエンス・ユニットの教育目標

スポーツサイエンス・ユニットは、法学部・経済学部・経営学部(データサイエンス専攻を除く)・人文学部・現代社会学部に入学した学生が、学部の専門分野を学びながら、「スポーツ」について理論と実践を多面的に学ぶ教育プログラムです。2年次から選択し、大学でもアスリートとして活動を続けたい人、学部での学びに加え、スポーツについても専門的に学びたい人に適しています。
講義形式の科目だけでなく、実習や演習、さらには社会貢献プログラムなどを通して、将来スポーツにかかわりながら社会に貢献できる人材や、社会・スポーツおよびその周辺領域で活躍し得る人材を育成します。

スポーツサイエンス・ユニットへの受入れの方針

求める学生像

  1. 入学後、各学部でユニットでの学修に必要な基礎学力や基礎的技能を養った人(知識・技能)
  2. 課外活動の参加に関わりなく、運動やスポーツ・健康に関心を持ち、その学修成果を活用したいという意欲のある人(思考・判断・表現)
  3. 運動やスポーツの大切さや楽しさを幅広く伝え、人との交わりを大切にする人(思考・判断・表現)
  4. 自分や周囲の課題に積極的に取り組むことができる人(主体的に学修に取り組む態度)

ユニット選抜の基本方針

スポーツサイエンス・ユニットでは、文武両道の意識を持ち、勉学とスポーツ、ボランティア活動、クラブ活動などにおいて貢献する多様な人材を求めています。
ユニットの選抜は、1年次後期開始時(9月下旬)に行います。

選抜受験資格

1年次前期にて10単位以上を修得しており、かつ以下のいずれかに該当する者。

  • スポーツ(クラブ活動など)やボランティア活動に熱心に参加している者。
  • スポーツを通して地域社会に貢献することを目指す者。
  • 学部とユニットでの双方の学びを生かして社会での活躍を目指す者。

スポーツサイエンス・ユニット
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

スポーツサイエンス・ユニットのカリキュラムは、「実習」「講義」「研究」の3つの分野で編成されています。
「実習」は主要実習科目、実習科目(実技実習科目および指導実習科目)によって、「講義」は専門科目によって、「研究」は演習科目によって構成されています。

  1. 「共通教育科目」においては、学部ごとに定められた「リテラシー科目群」と「リベラルアーツ科目群」の履修を通じて、語学及び人文・社会科学や自然科学の知識などの教養を学びます。
  2. スポーツサイエンス・ユニットの学生は、各学部で「専門教育科目」を履修することになります。
  3. ユニットのカリキュラムでは、「スポーツ社会貢献実習」をはじめとする主要実習科目を学び、社会や地域に積極的に関わり、技能・態度・思考力・判断力及び表現力を育成します。
  4. スポーツ科学に関する専門科目を学び、専門的な知識・技能を育成するとともに、スポーツを科学的・学問的に探究し、主体的に学修に取り組む態度を育成します。
  5. 実技実習、指導実習科目を通じ、様々なスポーツで自らのパフォーマンスを高め、また指導できる思考・判断・表現力を育成します。

評価手法

  1. 知識・技能・思考力について、論述試験、口頭試験、実技試験を実施します。
  2. 判断力・意欲・態度をシミュレーションテスト、実技試験、客観試験で評価します。
  3. 卒業に必要な主体的に学修に取り組む態度について、研究論文を通じて評価します。

スポーツサイエンス・ユニット課程修了認定の方針

スポーツサイエンス・ユニットでは、建学の精神である「真理愛好・個性尊重」に裏付けられた教育を実践し、以下の方針で課程修了認定を行う。

  1. (知識・技能)
    スポーツを通じて養ったコミュニケーション能力や、学部とユニットでの双方で学んだ知識を用いて、地域社会の担い手になることができる。
  2. (思考・判断・表現)
    スポーツに関する新たな知見や知識を探究できる能力を備え、それを社会の様々な分野における問題発見やその解決に活用することができる。
  3. (主体的に学修に取り組む態度)
    スポーツを通じて養った意欲や積極性により、社会人として相応しい人格形成に努めることができる。